「 ファンタジースケッチ 」
空想画 落書き入門編 ~ イマジネーションで遊んでみよう!~
何十年も絵など描いたことない!という方も是非どうぞ!
「上手く描こう」などとは思わずに思いっきり描いていた子供の頃の自分に出会えるはずです。
アンリ・マチスは、トマトを食べる時は他の人と変わらないけれど、描く時では別の見方をすると言っており、表現する際に入るスイッチがあることをほのめかしています。
絵を描くことはつまりモノを見ることです。高校の授業や絵の教室で、「よく見てください」と言われなかった人はいないのではないでしょうか。
しかし、この点が最も重要であるにも関わらず肝心のモノの見方のスイッチの入れ方はかなり自主性に任されていて、手が止まってしまった方も多いと思います。 子供の頃は簡単にスイッチを入れられたはずですが‥。
単純な形の集まりとして見る、材質を見る、空間を見る、陰影を見る‥絵を描くための導入スイッチ。右脳モードに切り替えるためのスイッチの入れ方も色々とあります。
しかし、今回は言葉のイメージで導きながら本来のモノにとらわれずに自由に遊んでみる、というプリミティブな見方のスイッチをオンにして落書きスケッチをしてみようと思います。
絵心の有無は関係なし!落書きです。私の即興ストーリーのある落書きです。
私の考えるファンタジーとは心の目で情景を作り出すことのできる解放された精神の力です。
目の前の身近なモチーフを見ながら世界を少し広げるお手伝いをします。
先入観なしに絵を描いてみたい方、ヒラメキで手を動かしてみたい方、右脳を柔らかくしたい方、簡単なスケッチを通じての、たった90分の短い旅ですが、現実から少しだけズレた非現実の入り口、夢とうつつの狭間に無数にあるイマジネーションのドアノブをひねりに是非遊びにいらしてください。
設計図も完成図もなく何が出来上がるのか私にも分かりません。
何かヒントを得て、入ってきたDOORとは少し違う出口から見送れたら幸いです。
単なる技術の紹介ではない、とらえ所のない「イマジネーション」の領域に、遊びの要素を取り入れながらも真正面から取り組む、実験的ワークショップです。 |